学校で美術の授業があるので、筆の種類で丸筆や平筆を知っている方は多いと思います。
というか、それ以外あるの?という感じですよね。
絵を描くためには様々な筆があります。
べた塗りしたい、細かい線を引きたいなどやりたいことは場面場面で起こります。
今回は『油彩画』と『水彩画』で筆の紹介をいたします。

まずは油絵の筆です。主にブタ毛が使用されることが多いです。
画像の左からラウンド(丸筆)、フィルバート(平筆)、フラット(平筆)、ファン(平筆)、スラント(平筆)です。
ラウンド・・・線描や細部を描くのも、ストロークの強弱で太い線も細い線もOK フィルバート・・・フラット型を使い込んだ形。面塗り、書き込みにOK フラット・・・平筆の基本型。面塗り、線描に便利。 ファン・・・画面の他視野が溶液だけにつけての具ラッシュが法に便利。髪の毛の表現に使用する場合もあり。 スラント・・・斜めの穂先形状としなやかさで、細かい線から曲面の色塗りまで自由に活用できます。
次は水彩の筆ですが、形は基本油絵の筆と変わりません。
油絵とは違い、毛質の柔らかいものが多く、イタチ、リス、山羊などの動物毛や、人工毛との混毛のリセーブルが多いです。
リセーブルは毛質がしっかりしているので、油絵の細かい表現に用いることもあります。



こちらのレンブラントは極上レッドセーブル毛。たっぷり水を含むのが特徴です。

水彩の筆はセットを買うのがおススメです。セットになっているということは、絶対使うものがそろっているからです! こちらは油絵と似ていますが、両方使えるリセーブルのシリーズです。