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陶芸は土と炎の芸術。

2023年7月28日

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無心に土を練り、成形し、装飾を施し窯に入れる。釉薬の変化によって様々な姿に変貌する陶芸作品は、当初思い描いていた姿とは違った焼き上がりを見せることもあります。想像以上に素晴らしい色合いになったりすることもあり、まさに偶然の産物でもあります。

幼少の時、土遊びに夢中になった思い出はありませんか。忙しいストレス社会の中、土の感触を味わいながら無心の状態で作品と向き合い、時間を忘れて取り組む。若い方からもリラックス効果があるといって人気がでています。

陶芸は、設備や道具を用意できない問題がありハードルが高い趣味として思われがちです。たしかにご自宅でおこなうのは難しいですが、まずはお手軽な陶芸体験や教室などを利用してみてはいかがでしょうか。

陶芸体験は主に2種類があり、粘土を自分の好きな形に成形する手びねり体験。予め用意された素焼きの作品に絵などを描く絵付け体験があります。

手びねりは手動のロクロで粘土をお皿やカップなどに成形のみを行います。作品を乾燥させた後、主催側で素焼き・本焼きをして後日完成した作品をお渡しします。お子さまや初心者にも取り組みやすく、時間も30~60分程度の短時間で体験できます。

陶芸といえば電動ロクロ。テレビなどで巨匠が回転するロクロの中、粘土を自由に操るシーンは見かけますが、一度は体験してみたいもの。電動ロクロは少しでも油断するとたちまち形が崩れてしまいますが、コツさえつかめば、30分程度の時間で小さな作品をつくれるようになります。体験コースなら、講師が指導してくれるだけでなく、最後の仕上げも担当してくれるので安心ですね。観光をかねてまず陶芸体験からいかがでしょうか。

本格的に取り組みたい方には陶芸教室へ通うことをおすすめします。教室では熟練の講師による指導と、充実した設備や道具が揃い気軽に始められます。また、様々な年齢層の方、初心者から上級者までいろいろな方との交流も楽しめます。

最初は手びねりでの簡単な作品作りから始まります。最初のうちは自分のイメージ通りの作品にならないことが多いですが、徐々にレベルが向上し、作り上げる作品の仕上がりが良くなっているのが実感できるのも陶芸の魅力のひとつです。

出来上がった作品を実用的に使えることもポイントですね。

オリジナルの食器で、お茶やお酒、食事を楽しむことをイメージしてみてください。また、大事な方への贈り物としても最適です。上級者になれば陶器市などの出店の道もあります。

陶芸は、最初の一歩がなかなか踏み出しにくい反面、奥が深く、長く続けられる趣味。

ぜひ始めてみませんか

オアシスカルチャースクール

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