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ホワイトの種類について解説!!

2022年1月15日

  • 新潟店

新潟には5月末から6月初めにかけて『県展』があります。
それを目指して年明けから準備を始める方も多いですよね!
当店をご利用のお客様には入選されている方や、カルチャー教室には県展賞に輝いた方もいらっしゃいます!!
実に誇らしい・・・

さて、毎年県展では洋画部門の応募数がすさまじく、作品作りのために当店で油絵の具のホワイトを仕入れに来られる方が多数いらっしゃいます。

ホワイトとは何ぞや?

現在増量セール中!です!

油絵作品を作る上で最も使用するのはホワイト絵具です。
混色から地塗りとその種類も様々!

当店で取り扱っているホワイトを種類別に解説していきます。今回はホルベインさんの商品で解説させていただきますm(__)m

○パーマネントホワイト
初心者向け!
もっとも広く使われているといえます。着色力は強すぎず、弱すぎず、ちょうどいい感じ。下絵を適度に隠したいときや、混色にも向いています。

○チタニウムホワイト
塗りつぶしに特化したホワイトです。
下の絵を見えなくするくらいの隠ぺい力を持ちます!
キャンバスの再生利用にいいですね。
着色力が強すぎるので、混色は少し難しいです。

○シルバーホワイト

黄味よりのホワイトです。黄ばみやすさはありますが、着色力が低いので混色に適しているホワイトです。乾燥が早く、上に乗る絵の具をキレイに発色してくれます。

○セラミックホワイト

ホルベインさんが1990年に開発した新素材セラミックを使ったホワイト!青みが強く、キリっとした美しい白です。黄ばみにくく混色しやすい。

○ジンクホワイト

上書き用に良◎。シルバーホワイトに変わるホワイトとして開発されました。地塗りには適しませんが、青みがあって混色時の発色が美しく、好んで買われる方も多いホワイトです。

〇クイックドライングホワイト

速乾性のホワイトです。薄塗であれば4~6時間で乾燥します。ジンクホワイトに近い発色で、黄変も少ないです。

〇ファンデーションホワイト

下地用の絵の具。キャンバスに薄く塗って乾燥させる。それを繰り返して好みの厚さに調整し、地を完成させてから絵の具を上に置いていきます。ホワイトの他にもグリニッシュ、アンバー、グレイの3色があります。

多いですね!
ホワイトにはこれだけの種類があるのですね!
何をしたいか、同発色させたいかでホワイトをお選びください!