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基礎から始める本漆の金継

開催日程
第1日曜
時間
12:00〜15:00
※2022年5月より、12時から開始となります。
受講料(月謝)
4,545円(税・維持管理費880円込)

※現在、満席となっております。
すぐにお席をご用意出来ないため、キャンセル待ちのリストに
お名前を登録させていただきます。
恐れ入りますが、お電話にてお問い合わせをお願い致します。

〜 思い出の器や大切な器、一緒に丁寧にお直ししてみませんか? 〜

 本漆と天然の材料のみを使用する伝統的な金継です。

「日常に取り入れることかが出来る金継」自宅でも出来るように身近な金継を一緒に作り上げて行きたいと思います。
ご自身の手で大切な器を直せる喜びを感じて頂ければ、とても嬉しいです。

※【見学】【体験】はお受けしておりません。ご了承下さい。

ご用意いただくもの

【 各自でお持ちいただく道具、持ち物 】
 ・修繕したい器、汚れてもいい服装、エプロン、使い捨てのぴったりしたビニール手袋、アームカバー、
  ダイヤモンドやすり、筆(毛先が尖っている蒔絵筆の代用になるような極細の筆または売場で一番細い筆)、
  古くなったTシャツやシーツを10cm×10cmの正方形に切ったもの10枚(毛羽立ちしないもの)
【 初回講師からご購入いただく道具 】(※9,500円、講師に直接お支払いいただきますので現金にてご用意下さい)
 ・生漆、呂色、木ベラ、プラスチック箆、ガラス板、砥石、テキスト など

【 講座で使用する道具 】
 生正味・弁柄・砥の粉・紙ヤスリ・真綿・清掃用油・清掃用アルコール・漉紙
金粉 0.1gで1,000円前後、1gで9,000円前後 価格はレートによる変動があります。

金粉は、0.1gで3個程度(初回修繕の小さな欠損のもの)、1gで10個前後の器の修繕に使える程度の量です。 
目安として下さい。 
他に、銀粉や錫粉などがあります。
詳しくは講座の際に講師よりご説明致します。

講師

村岡 亜佐美

講師からのコメント
金継は、その名から金で器を修繕すると思われがちですが、金継の主体は天然の樹脂である漆です。 
割れたり欠けてしまった器を糊や漆のパテで修繕し、最後に金粉で化粧を施します。
なので金継!
室町時代、茶の湯文化から発祥した金継は、以前は高価な骨董や茶道具に取り入れられる事が多くとても敷居の高いイメージでした。
ですが、ここ数年大量生産大量消費の生活に疑問をもち、モノゴトを大切にする丁寧な暮らしに多くの人の関心が向いています。
その丁寧な暮らしの一つに壊れた器を修繕するコトも是非、取り入れてほしいのです。
漆を使用しない1日で完成する手軽な金継も多くありますが、ARC OASISカルチャースクールでお教えするのは本漆と天然の材料のみ使用する伝統的な金継です。 
そして少しだけ、他の教室と違うのはスクールに来た日だけ金継を習うのではなく「日常に取り入れる事が出来る金継」を模索したいと思います。
扱いが難しいと言われる本漆ですが、その特徴や注意点をふまえながらいくつかの必要な材料を揃えて頂ければ、
おうちでも金継が出来るように皆さんと教室で相談しながら気持ち敷居を下げて、身近な金継を一緒に作り上げて行きたいと思います。